英文法

in the worldとall over the worldの違いと使い分け

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こんにちは。Genです。

先日、英会話をしている時に「世界中」と表現する時に判断を迷ってしまいました。

  • all over the world
  • all around the world
  • in the world


私の中で理解度が十分では無いので、復習の意味で今回記事にしました。私同様、間違えやすい方がいるようでしたら参考にしてください。

All right, let’s get started!

  

Contents

all over the world

”all over …”は「いたるところ、〜中」という意味です。”over”がもつ「覆う」と言うコアイメージから来ています。

したがって、


“all over the world” = 「世界を覆う感じで=全世界で」


となります。



I have coworkers from all over the world at my company.
(私の会社では世界中から同僚がきている。)

  

all around the world

”around”は「周りを囲む」がコアイメージです。

したがって、


“all around the world” = 「世界の周囲を囲む範囲で=全世界で」


となります。



I traveled all around the world.
(私は世界中を旅しました。)



さて、”all over the world”との使い分けですが、基本的には同じで差し支えないようです。ただし、単語の持つ意味から以下のような分け方もできるようです。

  • all over the world (世界のあちこち)
  • all around the world (世界のほぼ全て)

  

in the world

”in”は「空間の中」と言うイメージがある言葉です。つまり、


“in the world” = 「世界(という範囲)の中で=全世界で」


となります。ある範囲を言及しているので、下記の例のように最上級の表現と相性が良いです。



She is the most beautiful actress in the world.
(彼女は世界で最も美しい女優です。)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「世界中」の表現の違いについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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英語・ランニングに熱中しています。 半導体開発エンジニア→(2013)英語に出会う→猛勉強→(2020)外資系企業へ転職成功。これまで経験・体験した事を共有し、みなさんと成長し目標を達成できる場を作りたいと思います。