英文法

becauseの使い方と応用表現【英文法】

投稿日:

こんにちは。Genです。

結果と理由を表現する時に欠かせない英単語に”because”があることは周知の事実ですよね。一方で、その使い方が間違っていたり、良くわからないといった声もよく聞きます。以下のような悩みは皆さん一度は抱えたことがあるのではないでしょうか?


  • ”because”って文頭にあるのはNGなの?
  • ”This is because …” と ”This is why …” は何が違うのか?

今回は以下の点について私が勉強した内容をシェアしたいと思います。


  • ”because” が持つ意味
  • ”This is because …” と ”This is why …” の違い

All right, let’s get started!

  

Contents

”because”の使い方

例文

I could pass the test because I really studied hard in these few months.
(この数週間、相当勉強したので、テストに合格できた。)

※”since”を使用したケース
I could pass the test since I really studied hard in these few months.
”since”はフォーマルな響きがあります。

※”as”を使用したケース
I could pass the test as I really studied hard in these few months.
”as”は付け足し程度で理由を示します。


”because”は結果の根拠となる「理由」を示す単語で、これ以外の使い方はありません。また、”since”や”as”も同じ意味で使われることがありますが、言葉の強弱で言えば”because”が一番強いです。

”because”を使う時の注意点

”because”は「接続詞」なので2つの文章を接続するための言葉です。下記のように2つの文章に分けて使用するのは不自然です。意味が通じなくなるような致命的な間違いではないですが注意しましょう。


<良い例>
I couldn’t break my personal best in the race because I was dehydrated during the race.
(レース中に脱水症状になったからベストを更新できなかったんだ。)

<悪い例(不自然な表現)>
I couldn’t break my personal best in the race. Because I was dehydrated during the race.
(ベストを更新できなかったんだ。脱水症状だったから。)

  

”This is because …” と ”This is why …” の使い分け

これらの表現は両方とも前後の文章の因果関係を表します。意味は以下に示すようにこよなるので使う時は注意が必要です。


  • ”This is because …” → 後に「理由・原因」が続く
  • ”This is why …” → 後に「結果」が続く


例文:”This is because …”

I left the office early. This is because I want to play the new released video game software.
(今日は早く退社したんだ。新作のTV ゲームをやりたいからだよ。)

I need to prepare the meeting. This is because I’m a facilitator of the meeting.
(会議の準備をする必要があるんだよ。ボクが進行役だからね。)

  

例文:”This is why …”

I wanted to play the new released video game software. This is why I left the office early.
(新作のTV ゲームをやりたかったんだ。だから今日は早く退社したんだよ。)

I’m a facilitator of the meeting. This is why I need to prepare the meeting.
(ボクが進行役なんだ。だから会議の準備をする必要があるんだよ。)

  

まとめ

今回は ”because” とその応用についてシェアしました。

ポイントは「理由と結果を結びつける」ことです。最低限おさえるべきはコレです。

また、”because” に限ったことではありませんが、接続詞は「2つの文章を繋ぐ」機能があることもおさえておくと文法ミスを減らすことができます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

-英文法
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

「during」と「while」の違い【英文法】

こんにちは。Genです。 「期間」を表す言葉として”during”や”while”、また”for”などあります。みなさんはこれらの違いや使い分けはできているでしょうか?今回の記事ではこれらの違いついて …

【英文法】To不定詞の基本3用法

こんにちは。Genです。 以前、知人から「不定詞って何じゃい?」と質問を受けました。「”to” + 動詞の原形」という言葉が先行するものの、イマイチ整理ができていない人は少なくないと思います。 本記事 …

in the worldとall over the worldの違いと使い分け

こんにちは。Genです。 先日、英会話をしている時に「世界中」と表現する時に判断を迷ってしまいました。 all over the world all around the world in the w …

speak, say, talk, tell の違い

こんにちは。Genです。 英語で「言う」「話す」は”speak, say, talk, tell”があり、使い分けが今一つわかりにくいですよね。一方で、これらは基本的な単語で頻繁に使用するので確実にマ …

【保存版】助動詞の可能性の度合い

こんにちは。Genです。 可能性や推量で様々な助動詞を用いると思います。可能性の確信の度合いなどを相手に伝える時にどの助動詞を選べば良いか迷うことがあると思うので、今回簡単に整理します。さっさと覚えて …

英語・ランニングに熱中しています。 半導体開発エンジニア→(2013)英語に出会う→猛勉強→(2020)外資系企業へ転職成功。これまで経験・体験した事を共有し、みなさんと成長し目標を達成できる場を作りたいと思います。