こんにちは。Genです。
日本人が抱える英語学習の問題点としてアウトプット(スピーキング、ライティング)学習があります。特にスピーキングが思うように上達しなくて困っている人は多いのではないでしょうか?私は今でこそ何とか会話や仕事で英語を使うことができるようになりましたが、初学者の頃はアウトプット学習に頭を悩ませていました。
例えば以下の悩みを常に抱えていました。
- 英作文や会話に時間がかかる
- そもそもスピーキングやライティングの勉強法がわからない
- 山のように単語を覚える必要はあるのか?
音読と並んで効果的なアウトプット学習に「瞬間英作文」という練習方法があります。今回は「瞬間英作文」の方法とその効果について解説します。主に上記の1つ目と2つ目に対応する練習方法です。特別な作業準備は必要ないので、今すぐに取り組むことができます。
また、3つ目の「山のように単語を覚える必要はあるのか?」ですが、結論をいうと覚えた方が良いです。単語や表現の数が多ければ多いほど表現が豊かになり、相手に適切かつ正確な情報を伝えることができるためです。ただし、中学生までに習得する語彙数でも情報は十分に伝えることができるので、単語学習は無理のないペースで進めていけば良いです。
それでは本題に入ります。
All right, let’s get started!
Contents
瞬間英作文の方法
基本的な方法
「瞬間英作文」とはそもそも何?って方もいると思います。
「瞬間英作文」とは
そのまんまですね。冒頭で特別な準備が不要といった所以です。
以下が基本的な手順です。私が現在この練習で使用している参考書「スラスラ話すための瞬間英作文」をベースに書いているので、各自の練習教材や環境に置き換えて読んでいただければと思います。
- 日本語を聞いて(読んで)、英語で話す(書く)
- 答え合わせをする
- 英文を5回音読する
- 日本語を聞いて(読んで)、英語で話す(書く)
- 1ページ(10センテンス)終わったら、全て通して実施
答え合わせについては、意味や時制が崩れない範囲の軽微なミスであれば神経質になる必要はないです。また、音読回数については、間違えた問題を重点的に実施するなどのアレンジはアリだと思います。
実施ペース
私は1日10章分実施しました(1章あたり10センテンス)。
全部で100章分ありますが、後半の50章分は1文が長く不自然な文章が多いので、私は2周分程度しか実施していません。シンプルな文章が掲載されている前半50章分を数多く実施した方が効果的だと思います。
目標設定
今回使用した参考書「スラスラ話すための瞬間英作文」にはCDが付いており、下記のように音声が流れます。
- 日本語が流れる
- 数秒沈黙(ここで「瞬間英作文」する)
- 英文が流れる(解答例と考えて良いです)
まずは数秒間で反応できるように練習すると良いと思います。スピードアップは余裕が出てきたらで良いでしょう。
間違った練習方法
声に出さないで作文する
頭で分かっていても、「発音しにくい(できない)」など実際に声に出さないと気づけないことがあります。しっかり声を出して練習することで、目だけではなく、耳へも情報が入るので英文の定着度が上がります。移動中のスキマ時間などに実施する場合は口パクなどすれば、頭の中だけで考えるより効果が期待できます(私もたまに実施してました)。
英文の暗記
その場で瞬時に作文することが目的であることを忘れてはいけません。あまりにも慣れてきたら、練習する順番を入れ替える・別の参考書を利用するなど工夫しましょう。
短期で学習終了
スポーツや楽器の練習と同じですぐにスキルが上がるものではありません。習慣化して常に「英語を話す」「英語で考える」クセをつけることが大事です。
瞬間英作文を実施して感じた効果
アウトプット力の強化の一部は間違いなく今回紹介した「瞬間英作文」の効果によるものだと確信しています。具体的な成果として、TOEICのスコアでいうと800台まで伸びてきており、外資系企業への転職に成功しています。
主に実感している効果を3つ挙げます。
会話での瞬発力向上
瞬間英作文を継続することで、実際の会話の時も相手が話しているときに英文を組み立てるクセがつきました。これにより会話中の不自然な間および沈黙がなくなり、自然な会話に近づいている実感を持ちました。
基本的な英文法の復習ができた
今回使用した「スラスラ話すための瞬間英作文」およびそのシリーズは中学生・高校生が学ぶ基本的な英文法をカバーしているので、瞬間英作文の時に英文ベースで文法練習ができました。
英作文の質が上がった
シンプルな英文を選択したので、様々な文法を使用した英文を数多く作文できました。SVOなどの語順や時制の選択の精度が上がったため英作文の質が上がったと感じました。
まとめ(私が使用した参考書)
今回は「瞬間英作文」について紹介しました。紹介したとおりその場限りの練習ではありません。継続的に練習することが大事です。それには各自に合わせた「実施ペース」「目標設定」が必須です。英語学習の指導してくださる方がいれば、提案や相談してみてはいかがでしょうか?また、本屋さんにいけば数多く「瞬間英作文」に適した参考書があります。中には専用の本まであります。参考までに私が使用した参考書を紹介させていただきます。
- どんどん話すための瞬間英作文 (ベレ出版、著:森沢洋介 先生)
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「瞬間英作文シリーズ」は、本記事を執筆している時点で6冊発行されています。それぞれ、扱っている単語数や英文の順番などが違うので各自のレベルにあった本を選択すれば良いでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you soon!
[…] いては下記の記事を参考にしていただければ幸いです。 瞬間英作文の練習方法と効果【スピーキング練習】 […]
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