こんにちは。Genです。
以前、知人から「不定詞って何じゃい?」と質問を受けました。「”to” + 動詞の原形」という言葉が先行するものの、イマイチ整理ができていない人は少なくないと思います。
本記事はTo不定詞の導入的な説明をして、各自が後の文法学習や英会話・英作文に取り組みやすくすることを目的としています。初学者だけでなく、中級以上の学習者のリマインドにも活用していただければと思います。
All right, let’s get started!
Contents
To不定詞とは?
冒頭で書いたとおり「”to” + 動詞の原形」を中心としたフレーズです。配置される位置に応じた意味に変化することから「不定詞」と名付けられています。また、前置詞 “to” が持つ「指し示す」イメージを常に持つと、本記事で紹介する英文やこれからみなさんが学ぶ英文がスムーズに理解できると思います。
今回は導入として以下の位置でTo不定詞が使われるケースを紹介します。
- 名詞 (主語、目的語)
- 修飾語 (形容詞、副詞)
名詞としての働き
主語として使う場合
To study English is lots of fun.
(英語の勉強はスンゲー楽しい。)
“to” + 動詞で「◯◯すること」という意味になる。また、前置詞 “to” には「指し示す」意味があることから、主語として使うと「一般的なこと」を述べる感触になる。
目的語として使う場合
I like to play basketball.
(バスケするのが好きです。)
I want to be a teacher.
(先生になりたいです。)
前者は主語の場合と同じ考えで「一般的なこと」について説明しています。後者は将来に向けて「”to” 以下の行為に向かっていく」感触になります。
修飾語としての働き
形容詞として使う場合
I don’t have much time to read the book today.
(今日、本を読む時間がそんなにないなぁ。)
”time” を “to read the book” で説明することで何をする時間がないのかを説明しています。名詞 “time” を修飾(説明)しているので、このときのTo不定詞は形容詞として働いています。ここでも漠然とした情報(上記の場合、”I don’t have much time today.”だけとした場合)を “to” の「指し示す」イメージで補っていることがわかります。
副詞として使う場合
I was really excited to hear about the news.
(そのニュースを聞いてワクワクしたよ。)
Many coworkers in my company go to the school to improve business skill.
(私の勤務先の多くの同僚はビジネススキルを磨くためにその学校に通ってます。)
前者の「ワクワクした」という状態(形容詞)や「学校に行く」という動作(動詞)をTo不定詞で説明しています。動詞や形容詞を修飾しているので副詞として機能しています。ここでもTo不定詞を形容詞として使っている場合と同じく、情報を補っていることがわかります。
まとめ
今回はTo不定詞の基本的な用法について説明しました。今回紹介した以外でも下記のような様々な用法があります。
- WH + To不定詞
- It + To不定詞
- too + To不定詞 など
興味がある方は文法書やネット上の各種コンテンツを活用して学習を進めてください。別の機会があれば、本ブログでも解説や情報共有します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you soon!