英文法

英語の接尾語(suffix)まとめ【TOEIC Part5にも有効】

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こんにちは。Genです。

単語学習をするとき「あれ?この単語の動詞の形ってなんだっけ?」っていう状況に陥ることありませんか?また、TOEIC Part5で英文の意味はわかるんだけど品詞がわからないで余計な時間を使ってしまうことも英語学習者ならよくあることだと思います。私もいまだに英会話や英作文で同じ壁にぶつかります。

今回の記事では普段よく目にする接尾語(Actionなどの”-tion”の部分)について整理します。語彙力の強化につながるので、単語学習や英語力の強化に利用してください。

All right, let’s get started!

 

Contents

基本的な17の接尾語

-er

「〜する人」と覚えて良いです(名詞)。

例えば、”teacher (教師)” であれば、

   ”teach (教える)” + “-er (〜する人)”

と考えることができます。

単語によっては ”author (作者)” のように接尾語が ”-or” になる場合もあります。その他、”-eer”, ”-ar” もあります。

自己紹介でも ”I’m an engineer.” など使う場面が多いので、”-er” は理解しやすいと思います。

-ee

「〜する人 / される人」を意味する名詞です。以下の単語は使う機会が多いと思います。

  • attendee (出席者):”attend (出席する)” + “-ee”
  • employee (従業員):”employ (雇う)” + “-ee”
  • interviewee (インタビューされる人):”interview (インタビューする)” + “-ee”

-ent

「何らかの行為をする人」を意味する名詞です。以下に例を挙げます。

  • patient (患者)
  • student (生徒)
  • president (大統領、社長など)
  • resident (居住者、研修医)
  • client (顧客、依頼者)

また、”-ent” には “fluent (流暢な)” や “efficient (効率的な)” など状態や性質を表す形容詞の働きをすることもあります

-ist

「専門家」や「〜主義者」を意味します(名詞)。例えば、”artist (芸術家)”, “economist (経済学者)”, “socialist (社会主義者)” などがあります。”journalist (報道関係者)” のように学問的な専門家だけではなく職業にも使うことがあります。

-ly

言葉の最後が ”-ly” の場合は「副詞」か「形容詞」のどちらかのケースが大半です。


パターン1:「形容詞」 + “-ly” = 「副詞」
  • actually (実際に) : “actual (実際の)” + “-ly”
  • basically (基本的に) : “basic (基礎の)” + “-ly”
  • finally (最後に) : “final (最後の)” + “-ly”

パターン2:「名詞」 + “-ly” = 「形容詞」
  • friendly (友達のような) : “friend (友達)” + “-ly”
  • daily (毎日の) : “day (日)” + “-ly”
  • manly (男らしい) : “man (男)” + “-ly”

-able

”-able” は「〜できる」という意味です。接尾語に ”-able” がある場合、能力の有無を示す形容詞を表します。

  • comfortable (快適な)
  • available (利用可能な)
  • stable (安定した)
  • unstable (不安定な)
  • capable (有能な)
  • incapable (無能な)

-ment

「〜であること(結果 / 状態 / 動作 / 手段)」を意味する名詞です。

  • agreement (同意) : “agree (同意する)” + “-ment”
  • management (管理) : “manage (管理する)” + “-ment”
  • employment (雇用) : “employ (雇用する)” + “-ment”
  • disappointment (失望) : “disappoint (失望させる)” + “-ment”
  • establishment (設立) : “establish (設立する)” + “-ment”

-ous

形容詞を作る接尾語で「〜満ちている、〜が強い」という意味です。

  • obvious (明らかな)
  • dangerous (危険な)
  • conscious (意識がある)
  • unconscious (意識がない)
  • previous (前もって)
  • spacious (広々した)

-ful

”careful (注意深い)”に代表される形容詞を作る接尾語で「〜に満ちた」という意味です。”full” をイメージすると良いでしょう。

-ize / -ise

「〜化する」という意味で、動詞を作る接尾語です。

  • finalize (仕上げる)
  • apologize (謝罪する)
  • advertise (宣伝する)
  • normalize (標準化する)
  • summarize (要約する)
  • maximize (最大化する)
  • minimize (最小化する)
  • stabilize (安定させる)

-al

「〜に関する」という意味で、形容詞を作る接尾語です。

  • manual (手の / 手動の)
  • actual (実際の)
  • bilingual (2言語を使える)

-cal

”-al” と同様「〜に関する」という意味で、形容詞を作る接尾語です。

  • technical (技術的な)
  • mechanical (機械的な)
  • typical (典型的な)
  • historical (歴史的な)
  • biological (生物学的な)
  • logical (論理的な)

-fy

「〜化する」という意味で、動詞を作る接尾語です。

  • clarify (明らかにする)
  • specify (特定する)
  • justify (正当化する)

-ate

「〜する」という意味の動詞接尾語です。

  • activate (作動させる)
  • renovate (修理する)
  • circulate (循環する)
  • collaborate (協力する)
  • concentrate (集中させる)

-tion

動詞に”-tion”が付くことで、動作・状態を示す名詞に変わります。

  • correction (訂正)
  • information (情報)
  • satisfaction (満足)
  • addition (追加)
  • suggestion (提案)

-logy

“-logy” は以下のように「学問」を表す名詞です。

  • biology(生物学)
  • psychology(心理学)
  • zoology(動物学)
  • geology (地質学)
  • sociology(社会学)

英語の新聞記事やテストの問題で ”-logy” が出てきたら、何らかの学問や研究について書かれていると推測して良いでしょう。

-ics

”-logy” と同じく学問を表す名詞です。

  • linguistics (言語学)
  • mathematics (数学)
  • analytics (解析学)
  • physics (物理学)
  • genetics (遺伝学)
  • politics (政治学)
  • economics (経済学)
  • ethics (倫理学)
  • athletics (体育)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は基本的な接尾語について整理をしました。単語学習と同じで今回の記事を丸暗記しても効果はありません。実際の会話や英作文で使いこなす必要があります。理解度の確認としてはTOEICのPar5を利用するのが一番簡単な方法だと思います。また、身近に英語学習の相談ができる方がいれば、英作文を添削してもらうのも有効だと思います。少しづつ意識して英語の品質を上げていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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