英文法

It depends on youとIt’s up to youの違い【英文法】

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こんにちは。Genです。

先日、Twitterにて下記を発信させていただきました。


  

その際”It’s up to you (あなた次第です)” と言う表現のことを思い出し、そう言えば違いが何か上手く説明できず今回記事にしました。同じ疑問をお持ちの方、本記事をたまたま目にした方、知識の1つとしてお読みいただければと思います。

All right, let’s get started!

  

Contents

“It depends on you” と “It’s up to you” の違い

  • It depends on you.
    (それはあなた次第です。)
  • It’s up to you
    (それはあなた次第です。)


和訳すると両方とも同じ意味になりますが、それぞれニュアンスに違いがあります。

It depends on you.:それはあなたにかかっています。
It’s up to you.:それはあなたの責任です。

上記のように解釈すると良いと思います。

  

“depend”の使い方

“depend”はご存知の方も多いと思いますが、「〜にかかっている、依存する」という意味です。従って、先程述べたとおり”It depends on you.”は、「それはあなたにかかっています」という意味になります。このとき、あなたに決定・決断の責任はありません。決定するのは話者ですが、「あなた次第で決定する内容は変わる」というニュアンスです。

いくつか例文を掲載しておきます。

  • It depends on the weather tomorrow.
    (明日の天気次第です。)
  • It depends on how you do it.
    (あなたのやり方次第です。)
  • It depends on the situation
    (状況次第です。)

  

“up to”の使い方

“up to…” は「…の責任である、義務である」という意味です。つまり、”It’s up to you.”は、「あなたの責任です。」と言う意味になります。このとき決定権はあなたにあることになります。

こちらも例文を掲載しておきます。”depnd on”との違いを踏まえて確認すると良いです。

  • If it was up to me, I would choose plan B.
    (私に決定権があれば、プランBを選ぶなぁ。)
  • It’s not up to me.
    (オレが決めることじゃないよ。)
  • It’s up to you to choose what to do in the future.
    (将来何をするかはあなた次第です。)

  

今回は “It depends on you” と “It’s up to you” の違いについてシェアしました。どちらも使い勝手の良い表現なので、本質をおさえた上で活用しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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