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“book”と”reserve”の違いと使い分け

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こんにちは。Genです。

「レストランの予約」「会議室の予約」など日常的に何らか「予約」していると思います。英語では、”book”と”reserve”という言葉を使うことはご存知だと思います。もしかしたら「”book”=ブッキング」の方が馴染みがあるかもしれません。

ところで”book”と”reserve”の違いは何なのでしょうか?このような疑問を解決するために今回はこれらの違いについて記事を書きました。

しっかり使いこなして、より正確な英語を話せるようにしましょう!

All right, let’s get started!

  

Contents

言葉の棲み分け

下記に棲み分けを整理しました。英会話のレッスンでネイティブスピーカーに聞きましたが、”book”と”reserve”は相互に置き換えてもそれほど気にならないと言っていました。よほど細かいニュアンスの違いを求められない限りは、意味が大きく崩れる訳では無いので、気を使う必要はないでしょう。

  • book
    (主に会議室やスケジュールを)予約する
  • reserve
    (主にレストランを)予約する
  • sign up
    (主に申し込みなどを)予約する
  • order sth in advance
    (商品など)予約注文する

  

book

諸説あると思いますが、「名簿に記入する」という意味から予約の意味で使われるようになっている言葉です。「スケジュール帳に予定を書き込む」イメージと言っても良いでしょう。会議室、飛行機、タクシーの予約などは”book”を使います。


I haven’t booked the meeting room yet.
(まだ会議室を予約していません。)




I’d like to book two round trip tickets to Australia.
(オーストラリアへの往復航空券を予約したいのですが。)

  

reserve

辞書で調べると「〜を取っておく」「〜を蓄えておく」という意味であることがわかります。したがって、他の人に取られないように確保しておくと理解するのが良いでしょう。例えば、レストランや美容院の予約をする場合には”reserve”が適しています(レストランやカフェで”Reserved”と札が置いてあるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?)。また、英会話の講師に聞いたのですが、”make a reservation”の方が自然だそうです。


I’d like to make a reservation for dinner tonight.
(今夜夕食の予約をしたいのですが。)




I’d like to make a room reservation.
(部屋の予約をしたいのですが。)

 

sign up

セミナー、Web上での何らかのサービスに登録する時に目にすることがあると思います。予約よりか「申し込み」や「参加」と言った方が適切かもしれません。


If you’d like to join the event, please sign up to the application form on our website.
(イベント参加希望の方はWebの申込書に記入願います。)




I signed up for the email magazine.
(メルマガに登録した。)

 

order in advance

新作のスマホ、TVゲームなど人気商品の予約の場合、「注文」という言葉の選択が適切なので、”order in advance”と表現するのが自然だと思います。”pre order”という表現も良いでしょう。


I ordered the new smartphone in advance.
(新しいスマホを予約した。)




Pre order for the new game console will be available tomorrow.
(新しいゲーム機の先行予約は明日から可能です。)

 

まとめ

今回は予約の英語表現についてシェアしました。棲み分けの説明でも述べたのですが、”book”と”reserve”は境界がハッキリしない場合があります。ネットショッピングの予約注文のページなどが棲み分けの参考になるので、機会があればチェックしてみて下さい。もし間違えても、大きく意味が変わることはないので、恐れずにどんどん使い込みましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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