こんにちは。Genです。
少し高めの買い物をしたり、仕事で何かのサービスを比較する時「メリット・デメリット」という言葉を使いませんか?
ここで疑問を覚えた人もいるかもしれません。
「ん?英語学習や実際の仕事で英語使っているけど「メリット・デメリット」って言葉でてきたことないな・・・
それもそのはずで我々日本人が使っている「メリット・デメリット」は和製英語です。それでは何と表現すれば良いのでしょうか?今回は「メリット・デメリット」について取り上げたいと思います。
All right, let’s get started!
Contents
メリットとデメリットの英語表現について
Pros and Cons
”Pros and Cons”の意味は「良い点(長所)と悪い点(短所)」です。日本人がよく言う「メリット・デメリット」に相当する表現するで、”Pro”が「良い点(長所)」、”Con”が「悪い点(短所)」に相当します。以下に挙げるように一般的に”pros and cons”とセットで使われます。
Let’s talk about the pros and cons.
(良い点と悪い点について話しましょう。)
We discussed the pros and cons of the database which we researched last week.
(先週調査したデータベースの長所・短所について議論した。)
Advantage and Disadvantage
”Advantage and Disadvantage”も”Pros and Cons”と同じ意味で使うことができます。表現に幅を持たせる意味でもこちらもおさえておきましょう。
The new system has a lot of advantages and disadvantages.
(新システムには数多くの利点があり、欠点はほぼありません。)
There’re advantages and disadvantages of living in the town.
(その町に住むのは良いことと悪いことがあります。)
For and Against
また「賛成・反対 / 賛否両論」の意味で”For and Against”という表現もあります。参考までにシェアしておきます。
There are arguments for and against the new policy.
(新しい政策には賛否両論あります。)
Are you for or against new design?
(新しいデザインに賛成ですか?反対ですか?)
では「メリットとデメリット」とはどういう意味なのか?
英語の”merit”と”demerit”ですが、日本で使用されている意味と異なるので注意が必要です。
- merit : 称賛に値する特性・長所
- demerit : 未熟な特性・短所
英語の場合、「自分にとっての利益」と言う意味はなく上記のような意味で使用されます。おそらく「長所」と「短所」と言う概念のみが注目されて、我々が日本語して使用している「メリット・デメリット」に落ち着いたのでしょう。以下に使用例を列挙しておきます。
Does he have any merit?
(彼には何か取り柄がありますか?)
Each merit has its demerit.
(一長一短)
まとめ
今回は「メリットとデメリット」についてシェアしました。冒頭で述べたように、仕事で何かの比較資料を作成する時に今回紹介した表現が活躍します。普段の生活でもスマホやパソコンなど高い買い物をする時に比較のメモを書くことってありますよね。そんな時にも使ってみるのもアリだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you soon!