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TOEICリスニング対策オススメ書籍「鬼の変速リスニング 1 」を使ってみた

投稿日:2020年9月5日 更新日:

こんにちは。Genです。

TOEICのリスニングが難しいと感じる方は非常に多いと思います。前半のPart1とPart2を乗り切って、息をつき暇もなくPart3&4の凶悪タッグになす術なく崩れるパターンに覚えのある方もいるのではないでしょうか?私もその1人でした。

特に受験者を悩ませているのはナレーションのスピードだと思います。

今回はTOEICのリスニング対策で評価の高い「TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 (以下、鬼の変速リスニング)」を使用したのでレビューしたいと思います。

気になっているけど購入に踏み切れない方の参考になればと思います。

All right, let’s get started!

  

Contents

「鬼の変速リスニング」の良いところ

いろんな速度でリスニングの練習ができる

「鬼の変速リスニング」の最大のウリで、等倍(1.0倍)・快速(1.5倍)・爆速(2.0倍)・鬼速(2.5倍)と4段階(*正確には0.7倍があるので5段階)のスピードでリスニングの練習ができます。

始めに最大のスピードで耳に負荷をかけて、徐々にスピードを落としながら通常のスピードを楽に聞くことができるようにするのが基本的な流れです。最初に鬼速や爆速を聞くと「はっ?無理でしょ!」と感じましたが、繰り返していると徐々に慣れてきます。最終的には「パワーリストを外して素早く動ける」ような感じになります。最初はガマンです。

  

掲載されている練習メニューが豊富

変速音声を利用して「リピーティング」、「オーバーラッピング」、「シャドーイング」が練習メニューとして用意されています。発音やリズムを強化してリスニング力の向上につなげる工夫がされています。音読練習が苦手な方や知っていたけど試したことがない方にはうってつけの本です。

  

講義形式でレッスンが展開されるので面白い

執筆されている講師陣は「テッド石倉先生・和泉有香先生・天満嗣雄先生」で、TOEIC対策のみならず発音に精通されており、英文の発音のされ方・読み方の解説には説得力があります。

また、講師3名が関西弁でおもしろおかしく講義を進めてくださるので、最後まで飽きることなく練習を継続できます。ラジオやゲーム感覚で取り組めます。

  

「鬼の変速リスニング」の気をつけた方が良いところ

日々の練習時間の確保すること

テキストには1日20分と書いてありますが、1日分のCDの再生時間を基準にしているのだと思います。私が使用した限りでは1日30-40分位要したので、学習計画を立てるときは数日分試した上で計画することをオススメします。

  

暗記による慣れを避けること

1周1ヶ月なので、計画的に進めるとスグに終わります。数回繰り返すのは問題ありませんが、あまりに周回数を重ねるとどうしても答えを覚えてしまいます。暗記によって正解しても意味がないので、公式問題集など別の問題集を取り入れて記憶を上手くリフレッシュすると効果的です。ちなみに私は1周終わったら公式問題集で効果測定などしました。

  

亀速(0.7倍速)はやらないでOK

等倍(1.0倍)でも回答できない人に向けて亀速(0.7倍速)が用意されていますが、遅いスピードに慣れることに意味がないので、絶対にやってはいけません。どうしてもわからない場合、等倍(1.0倍)でスクリプトを見ながら復習するべきです。考えて見てください、「等倍(1.0倍)=公式問題集のスピード」の負担を軽くするための練習なので、亀速(0.7倍速)の利用はコンセプトと逆をやることを意味します。

  

【結論】リスニングのスコアが伸びました

TOEICのリスニングスコアが400−450で安定

「鬼の変速リスニング」を利用する前は、リスニングスコアが300点台後半から400点前後に乗るのがやっとでしたが、利用して以降は400点台で安定してきました。調子が良いと450点まで行きます。また、普段のリスニング練習の時も手も足も出ないレベルの問題は無くなったと実感しています。

  

練習メニューによりリーディングも向上

「リピーティング」、「オーバーラッピング」、「シャドーイング」を繰り返し練習できるので、リーディングの良い練習にもなりました。私は「シャドーイング」が得意ではないので、CDによるガイドにはかなり助けられました。テキストの構成上、1ヶ月で完成の内容なので、無理なくリーディング練習の習慣作りもできました。

  

まとめ

私が実行した勉強方法を参考に示します。詰まるところ「反復練習」ですが、各自の無理のないペースで「継続」することが大切だと思います。

  

テキスト通り1ヶ月実施しましょう

テキストに従って1日の勉強時間を確実に確保してまずは1ヶ月継続して見てください。リスニング時の負担が相当に軽減されるはずです。多くの人は通常スピードの音声がゆっくり聞こえるとおもいます。また、間違えた問題や聞き取りにくい文章は音読や書き取りなど合わせて復習するとよいでしょう。

私の場合、複数の勉強を同時にやるのが得意ではないのである期間はリスニングの訓練に1日の勉強時間の80−90%を費やしていた時期もあります。リスニングの勉強といってもスクリプトを「音読」したり、先ほど述べたように間違えた問題に対して「書き取り」もしたので、リスニングに特化した勉強によって他が手薄になる不安はありませんでした。

  

公式問題集や他の素材でも倍速のリスニングに挑戦してみる

どうしても同じ問題集を繰り返していると暗記してしまうので、味変として別の問題集を利用してリスニング練習をするのが効果的だと思います。その際、「鬼の変速リスニング」のように音声の速さをコントロールできれば理想的です。

  

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今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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英語・ランニングに熱中しています。 半導体開発エンジニア→(2013)英語に出会う→猛勉強→(2020)外資系企業へ転職成功。これまで経験・体験した事を共有し、みなさんと成長し目標を達成できる場を作りたいと思います。