こんにちは。Genです。
2020年2月から外資系企業で英語を使いながら働いています。
TOEICで言うと800点位で、会議でのプレゼンなど英語をある程度運用できています。
この記事ではこれから英語の勉強を始めようとしている人、すでに始めているけど何から始めて良いか分からない「英語初心者に効果的な勉強法」を紹介します。
TOEIC500点位まではこの方法で十分です。
参考にしていただけるとウレシイです。
All right, let’s get started!
Contents
英語初心者がまず練習しておきたいポイント
リスニング力をつける
会話する事を考えた時、一番大切なことは相手を分かってあげる事です。この時、「文字」と「音」を正確に結びつけなければ分かってあげることはできません。特にリエゾン(“an apple”に代表される音の繋がり)はリスニングの難所ですよね。また、実際の場面では様々な発音とスピードの英語に出会います。私自身、現在の職場で様々な英語と出会いコミュニケーションに努めています。これから出会う方の英語が分からないとこちらも何を伝えるべきか分からなくなります。従って、まずはリスニング力をつけることが大切だと思います。
リーディング・ライティング力をつける
スピーキングができればベストですが、なかなか難しいですよね。先にリーディング力やライティング力をつけて言葉の配置を覚えてましょう。スピーキングの土台になります。また、普段メールやLINEなどでコミュニケーションされているのではないでしょうか?読み書きすることが多いので、先にこれらのスキルを身につけることも良い戦略です。
早さへ慣れておく
TOEICを受け始めた頃、リスニングパートで「早すぎ・・・ムリ」とへこむ日々でした。私と同じように面食らった方もいるのではないでしょうか?あれは1分間で150-200語のスピードでナチュラルスピードと言われています。言い換えると子どもでもそのスピードで会話していることになります。私たち日本人も子ども相手に極端にスローで会話することはないと思います。使える英語を身につけるためには早さに対応できるように勉強しておく必要があります。
オススメの勉強法3選
音読
最も基本的な勉強法です。方法は簡単で「文字を見ながら声に出して読むこと」です。正しい発音を聞きながら実施するのが効果的なので、CDなど音声付きの参考書を利用するのがオススメです。「オーバーラッピング」や「シャドーイング」など高度な勉強法もありますが、「真似っこすればいいんだな」位で良いです。
音読筆写
英語を音読しながら紙に書き写す勉強法です。写経をイメージしていただければ良いと思います。物事を記憶する時は、五感をフルに働かせた方が記憶の定着が良いと言われています。音読筆写では「見る(目)」「発音する(口)」「聞く(耳)」「書く(手)」を同時に行いインプットするので、定着率の高さが期待できます。
方法は
- 覚えたい英文を5回、声に出しながら書く。
(英語に慣れるのが目的なのでリズムやスピード重視でOK。) - 書いたものを見ないで暗唱する。
- しくできたら他の英文へ進む。
音読筆写する英文ですが、単純で日常的に使える表現を中心に選ぶと良いです。
速音読
文字通り早口で英文を読むことです。ポイントは意味を理解しつつ早く読むことです。ただの早口では意味がありません。慣れるまでは難しいと思うので自分なりに基準を設けると良いと思います。
例えば、
Lv. 1 普通に読む
Lv. 2 音声CDなどより早く読む
Lv. 3 自分の限界スピードで読む
難易度が高いのでマリオカートの「タイムアタック」などゲーム感覚でやりましょう。
各勉強法の効果
音と文字が結びつくことで理解度が上がる
相手の言葉が「音→英単語・英文」として理解できる確率が高くなります。同時に単語・文法・発音の知識や経験値をあげることができるので、英語の4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)のレベルをバランス良くあげることができます。
英文を書くことで英文の構造を理解できる
英語はSVO(主語・動詞・目的語)のように「配置」を重要視している言語です。音読に加えて英語を書き取ることで視覚的にも「英語の構造」を理解できます。つまり英語がスラスラ読める(理解できる)ようになります。
リエゾン、ナチュラルスピードへの対応できる
これは筋トレ、高地トレーニングに置き換えると想像しやすいと思います。負荷の大きい練習から解放されると楽に動けるようになりますよね?速音読にも同じことが言えます。繰り返すことで元の音声がゆっくり聞こえるようになります。
私が実際に使用した参考書紹介
今回紹介させていただいた勉強法ですが、特別な参考書などは特に必要ありません。現在使用されている参考書(音声CDが付属されてれば◎)があればそれで十分です。私は英語初心者の時期に下記の参考書を利用して今回の勉強法を実践していました。
- 英会話・ぜったい・音読 【入門編】(講談社インターナショナル)
- 1日10分 超音読レッスンシリーズ(IBCパブリッシング)
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1日10分 超音読レッスン「世界の名スピーチ編」【CD付】 (英語回路 育成計画シリーズ) 新品価格 |
勉強方法のガイドがありボリュームも適度なので取り組みやすいです。執筆された千田潤一先生、鹿野晴夫先生も「音読筆写」の有効性を主張されています。
今回は英語初心者が最速で上達する勉強法を紹介しました。
コツコツ継続すれば上達するので一緒に英語力を伸ばしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you soon!